冷え性・しもやけに 漢方で手足がぽかぽか~ 

冷え込んでくると気になるのが、手足の冷え。
しもやけも含め、お悩みの方は非常に多いですね。

冷え性は女性に多いと思われがちですが、男性のお客様も多数お見えになります。
しもやけや、しもやけにならないまでも手が黄色くなる方など。症状は男性のほうがひどいほどです。

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冷え症やしもやけに漢方・生薬製剤はよく効きます。
ただし、体質によってお薬が異なるので注意が必要です。

冷え性に使われる代表的なもの
・気血両虚=十全大補湯
・血虚=婦人宝、当帰四逆加呉茱萸生姜湯煎薬、当帰芍薬散煎薬
・オ血=桂枝茯苓丸、きゅう帰調血飲第一加減
・腎陽虚=八味地黄丸
・脾胃陽虚=附子理中湯

しもやけ
・当帰四逆加呉茱萸生姜湯煎薬+紫雲膏または神仙太乙膏(かゆみがある場合)
・桂枝茯苓丸+紫雲膏または神仙太乙膏(かゆみがある場合)

レイノー現象
・当帰四逆加呉茱萸生姜湯

手足が強力に冷える、しもやけ、レイノー現象になられる方の多くは血虚証の人で、当店ではファーストチョイスを当帰四逆加呉茱萸生姜湯煎薬としています。
桂皮などの精油成分が含まれているため、おすすめは煎じ薬。
1日1パック、1日2パック(電子レンジ対応)の両タイプ揃えています。飲んでみると、非常に飲みやすいので好評です。
お忙しい方には、原末入りの散剤やエキス剤もご用意してています。

しもやけやレイノー現象ほどでないが手足が冷え込む血虚証の人には、婦人宝を推奨しています。
当帰主体で、冷え性改善だけでなく、お肌やも潤いますし髪の毛のツヤもでるなどいろいろな改善が期待できます。
液剤で1回5mLをお湯で割って服用いただきます。寒い時は生姜湯を少し加えて飲んでいただきますと、さらに温まります。
また、当帰芍薬散煎薬でもかなりの改善が期待できます。顆粒・細粒ではシャープな効果は期待しにくいところです。

レイノー現象(手足が真っ白になって血が通っていないように見える)での事例(女性)
・当帰四逆加呉茱萸生姜湯を継続服用
・当初はなかなか効果が感じられなかった
・3ヶ月目で手が、4ヶ月目で足が血色が戻り服用終了

膝から下が冷え込む人(オ血症)で血虚証は無い方には、駆お血剤を使用します。
ファーストチョイスとして桂枝茯苓丸が用いられますが。飲み比べれば実感できますが、この薬のエキス顆粒・細粒は特に精油成分が消出していて薬効に問題があります。生薬を砕いてハチミツで固めた丸薬または煎じ薬を推奨します。
気滞瘀血であれば、きゅう帰調血飲第一加減を使用します。

年配の方で、下肢が冷え、夜にトイレに行く回数が多い方(腎陽虚証)には、八味(地黄)丸。
桂枝茯苓丸同様に、丸薬または煎じ薬を推奨します。

漢方薬は症状だけでなく、体質を見てお薬を選ぶ必要がありますし効果に個人差があります。