子供に漢方 飲みやすい煎じ薬がおすすめ

アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、夜泣き、虚弱体質などの症状で、子供さん連れの親御様が見えられます。
ピッタリの漢方薬がある場合が多いのですが・・・。

お子様は漢方薬が苦手のケースが多い

ピッタリの漢方薬が見つかっても、基本的にお子様は漢方薬が苦手。

たとえば、一般的に小さいお子様は陽証で、黄連解毒湯があうケースが多いのですが、なかなか飲んでもらえません。

煎じ薬は液体なので、味がよければ飲みやすいわけですが、やはり独特の香りと味がするので厳しいことが多いです。
漢方薬によっては、ごくごく煎じ薬を飲まれるお子様もおられますけど・・。

細粒・顆粒は、粒なので味はあまりしないように思えますが、舌にはっついたりするので、さらに苦味を感じるケースが多いです。

細粒・顆粒の場合、オブラートに包む、カレーなどの味の濃い食品にまぜる、プリンなどお子様の好きなものにまぜるという方法がありますが、なかなかうまくいくケースが少ないです。
漢方薬は、粒が大きめで1回服用量も多いですから、やっぱりお子様にはわかるみたいです。

よい漢方薬があるのに、服用を断念されるケースが多かったわけです。

煎じ薬のほうが細粒/顆粒より飲みやすくなる

このような点から、なんとかお子様にも漢方薬を飲んでもらえないかいろいろ試していましたが、ようやくよい方法を見つけました。

煎じ薬で、ほぼ独特の漢方臭を消すことができました。
細粒/顆粒じゃないので、ざらざら感もなく飲みやすく、おいしくいただけます。
7歳までのお子さまであれば、飲んでいただく量は1回100mL余というところでしょうか。

テストは、漢方薬の中でも苦いもの主体で行っていましたが、なかなか美味しいので、ついつい飲み過ぎてしまいました(笑)。
私の場合、冷ます漢方薬は自分にはあってないので、ちょっと体が冷え込みましたが・・(苦いものは冷ますものが多い)。でも、もう一人は全く大丈夫だったみたい。

三田(特にウッディタウンゆりのき台・けやき台)、神戸市北区の北部(上津台、鹿の子台、藤原台など)地区は子どもさんが多い地区です。
気になる方は、一度お子様連れで来店いただき、まず1杯で漢方煎じ薬を試されたらいかがでしょうか。

子どもさん向けによく用いられる漢方薬

(熱証)
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
抑肝散(よくかんさん)
抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんんかちんぴはんげ)
甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)
柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)
六味丸料(ろくみがん)

杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

(寒証)
葛根湯(かっこんとう)
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
六君子湯(りっくんしとう)
補中益気湯(ほちゅうえっきとう
小建中湯(しょうけんちゅうとう)
八味地黄丸料(はちみじおうがんりょう)

神仙太乙膏(しんせんたいつこう) 湿疹、皮膚炎、皮膚のかゆみ 軟膏

当店には、カゼにともなうものを別として、以下のようなお悩みでご来店されます。
虚弱体質、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、じんましん、小児夜泣き、小児疳症、パニック障害、神経質、チック(トゥレット症候群)、登校拒否、過敏性腸症候群、発育障害、仮性近視、慢性微熱、起立性調節障害、気管支ぜんそく、慢性副鼻腔炎、食欲不振などです。

特にアトピー性皮膚炎でお困りのお母様が多いですが、当面の症状は神仙太乙膏+飲み薬で軽快するケースが多く、好評です(標治)。ただし、体質改善で根本的に治すには時間を要しますし、薬も変わってきます(本治)。

漢方薬には、乳児から飲めるもの、幼児からのめるもの、小児から飲めるも、小児まで飲めないものなどがあり、薬によってお子様が飲めたり飲めなかったりします。
たとえば、アトピー性皮膚炎などにもちいられる温清飲ですが、15歳以下使用しないことと添付文書に記載されています(生薬量が少ないドラッグストア店向製品を除く)。

お子様は、一般的に体重に対する総水分量の割合が多く(70-80%)、さらに陽証が多いというのが特徴。
成人と症状が同じでも、用いられる漢方薬が異なる場合がかなりあるので注意が必要です。
胃腸が弱いため、少量ずつわけて与えるほうがよいなどの注意点があります。

まあ、成人(大人)でも体質によって、用いられる漢方薬は異なりますけどね。

医薬品での年齢区分
 ・乳児:1歳未満
 ・幼児:1歳~7歳未満
 ・小児:7歳~15歳未満

 

漢方薬は症状だけでなく、体質を見てお薬を選ぶ必要がありますし、効果に個人差があります。

子供さんに漢方薬をと考えておられる方、お気軽にKAMPOペンギン堂までご相談ください。
KAMPOペンギン堂では細粒・顆粒だけでなく、漢方煎薬をお取り扱いしています。