ペンギン通信4月

今年(2020年)の春は、新型コロナウイルスの影響でストレスが溜まっている方も多いかと思います。

普段でも、春は1日の寒暖差が大きくなり、自律神経のバランスが乱れがちですから、さらにその傾向がでやすくなる可能性があります。

症状としては、イライラ、精神不安、不眠やそれに付随する消化器系の不調などがあげられます。

中医学(中国漢方)では、自律神経は主に「肝」の機能がかかわってきます。

したがって、基本的に「肝」のケアが中心となりますが、その他の臓腑との関連性もあります。

漢方薬(中薬)を選ぶ際には、この点を留意する必要があります。

養生ポイント

・早起きして散歩にでかけましょう。また、散歩などの有酸素運動などもおすすめです。
・音楽、映画鑑賞や旅行、趣味などでストレス解消をしましょう。

おすすめ食材

・みかん、グレープフルーツ、金柑などの柑橘系
・三つ葉、シュンギク、セリ、シソ葉など
・タマネギ、ラッキョウ、グリンピース、百合根、クコの実など
・牡蠣(カキ)、ホタテ貝など
・菊花茶、
ジャスミン茶など

よく使う漢方薬

逍遥顆粒、柴胡加竜骨牡蛎湯、柴胡桂枝乾姜湯、抑肝散、芎帰調血飲第一加減など

女性であれば、一番使うのが多いのが逍遥顆粒でしょうか。

血虚+肝うつタイプで、自律神経のバランスがくずれ+手足が冷えて乾燥肌タイプです。逍遥顆粒を1日3回お湯に溶いて飲んでもらいますと、個人差はありますが数日内(最速ではその日に)に効果がではじめるケースが多いです。

類似処方に加味逍遥散がありますが、こちらは虚熱タイプに用います。