ペンギン通信6月号

薬膳の考え方としては五性(四気)、五味というものがあります。
五性には寒性、涼性、平性、温性、熱性があり、五味には酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味があります。今回はこのうち五味を解説します。

酸味(さんみ)

五臓では、肝(かん)に関係します。作用としては、やわらかいものを固めたり、漏れ出るものを止めるもの。また肝は精神とも関連するので、ストレス発散作用も期待できます。

食材:梅、酢、ヨーグルト、レモンなど

苦味(くみ)

五臓では心に関係します。作用としては、清熱作用があり余分な水分を取り除きます。

食材:フキ、ニガウリなど

甘味(かんみ)

五臓では脾(胃)に関係します。作用としては、胃腸の動きを整えるもの。

食材:ハチミツ、パイナップル、サクランボ、サバ、牛肉、キャベツなど

辛味(しんみ)

五臓では肺に関係します。作用としては、気や血の流れをよくして、発汗を促します。

食材:ニンニク、ネギ、ショウガなど

鹹味(かんみ)

五臓では腎に関係します。作用としては、乾燥を潤したり、固まったものをやわらかくします。代表例の昆布では固まった便をやわらかくして便通を改善することが期待できます。

食材:昆布、クラゲ、ハマグリ、塩など