ペンギン通信7月号

日本の夏は蒸し暑いですね。

6月後半から梅雨に入り湿度が高い状況が続き、梅雨があけるとさらに高温が加わります。

蒸し暑いと水分(特に冷たい飲み物)をとりがちで、脾(消化器系)を痛めがちです。

冷蔵庫の室温は2度程度。これくらいの飲み物や食べ物を食べて胃にいれるわけで、胃の中で温度をあげなければいけないので胃に負担がかかっています。

これを続けていると、脾(消化器系)が弱ってきて、食欲不振、体がむくむ、体がだるくて疲労倦怠感があるなどの症状がでてきます。

通常、夏に自然界で一番冷たいものは井戸水。この温度は17度前後ですので、あまり冷えすぎたものを摂らないようにしましょう。

過去中国に住まれていたお客様がご来店された際、日本に来てから胃腸の調子が悪くなったとおっしゃられたことがあります。中国の方ですから、本来は冷たいものを摂られないのですが、日本ではそうもいかないらしいです。

おすすめ食材は「ショウガ」。胃を温めて食欲を出す作用があります。ショウガを乾燥させた生姜や乾姜が胃腸を整える漢方薬(六君子湯や大建中湯など)にも入っています。

その他、さやインゲン、エンドウマメ、大豆、ヤマイモ、カボチャ、リンゴなどもおすすめです。

これに加え、暑さにより汗をよくことにより、気が消耗して疲労倦怠感などがでることがあります。

夏バテは、多くは8月半ばあたりからの人が多いですが、7月から症状がでてくるお客様もおられます。

暑さ対策は、直射日光をあびないことやこまめな水分補給などです。

おすすめ食材としては、主に夏野菜のスイカ、キュウリ、トマト、ナスなど。麦茶やソバ、モヤシ、キウイなども体の熱を冷ます作用があります。

当店でこの時期よく使われる漢方薬(中薬)は、麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)、健胃顆粒と勝湿顆粒。いずれも早期から効果がでてくるので、好評です。

麦味参顆粒は、滋養強壮・疲労回復に用いますが、予防で使われる方も多いです。スポーツドリンクに入れて持ち歩いている方もおられます。

あとプラセンタ医薬品(健康食品のものは当然効能が無いです)もよく使います。こちらも早期から効果がでるケースが大半です。

ただ漢方薬はタイプによって選ぶ必要がありますので、お店でご相談ください。