国立がん研究センターの統計によると、おおよそ国民の2人に1人は一生涯で癌(がん)にかかると言われています。

実際、これを書いている私もがんになり、膀胱全摘、腎臓片側摘出、転移もあったので、抗がん剤治療実施をしました。初発は16年前で最初は養生していましたが、10年間再発がなかったのでその後油断していました。

漢方(中医薬)での腫瘍ケアへの期待も高まっているため、癌対応製品も拡充させて従来よりも積極的に癌相談をも承っていこうと考えています。


手術前・手術後ケアや抗がん剤副作用軽減は、自分自身でも使ってかなりの成果があがっていると考えています。

当店の考え方としましては、通常の標準治療を最優先とし以下のようなものに対処していきます。
中には、手術による臓器摘出がいやで癌の相談にご来店されるお客様もおられますが、説得して手術優先してもらっています。

★手術前の体質改善、手術後の回復促進、転移・再発問題へ
★癌患者のQOL改善 倦怠感、ガン発熱など
★良い治療法がないがんへ
★抗がん剤治療副作用への対処
★未病:発がん

中医学での腫瘍ケアは扶正祛邪で扶正と祛邪のあわせわざとなります。

扶正=自己の免疫力を高める
祛邪=字のとおり邪を追い払う(清熱解毒)

一般的にガンへの漢方薬使用といいますと、補助として補剤を使うケースが多いのですが、扶正祛邪両面での対処が重要だと考えます。ガンは部分実証で全体虚証であるケースが一般的です。


がんの進行状況や寛解状況によっても、用いるものは異なります。

たとえば、オペでガンを取り切れて再発リスクも少ないガンで所属リンパ節に転移もない場合は、当初は念の為に祛邪(解毒系)も用いますが、通常は扶正面を中心のものを選ぶというようなことになります。
逆に、膀胱ガンの1期のようにオペで取り切れても再発率が高いものは、扶正祛邪両面での対応を考えます。

抗がん剤の副作用は多岐にわたり、自覚症状がある副作用と検査でわかる副作用がありますが、これらには各々症状にあわせた漢方薬などを選びます。

癌(がん)相談は、完全予約制で相談日も限定しています。お問い合わせ・ご予約は公式LINEまたは電話でお願致します(予約はホームページからでもできます)。