中医学では生理痛がないのが正常な状態

KAMPOペンギン堂の玉置です。

ニュータウン立地という場所がらか、当店には生理痛(月経痛)のお悩みでご来店されるお客様が多いように思えます。

表題にも書いたとおり、中医学(中国漢方)では生理痛が無いのが正常な状態とされています。

中には、寝込むほど日常生活に影響がでている人もおられます。

子宮内膜症(子宮腺筋症)や子宮筋腫による生理痛の人もおられますが、多くは「血」の問題で、血行が悪い「瘀血」や栄養が行き渡らない「血虚」がベースでこれに気滞や気虚が加わったものになります。

漢方薬は、単なる痛み止めでなくこれらの体質を改善して生理痛を改善していきますが、生理痛そのものを抑える生薬もあります。

主として用いる漢方薬は、養血で「婦宝当帰膠」、理気活血で「芎帰調血飲第一加減」・「冠元顆粒」。痛みが出ている際に用いるものは、「延胡索」が入った漢方薬でしょうか。

「延胡索」はモルヒネに似た鎮痛効果があります(もちろんモルヒネほどの作用はありませんが)。

よく婦人科の桂枝茯苓丸を3ヶ月以上飲んだが、改善しなかったとかいう話を聞きますが、この薬は理気作用が無い瘀血の基本処方です。強めの瘀血に理気作用が入った強めの処方が適しています。

理気活血剤(延胡索入)を服用したことにより、生理痛だけでなくPMSや片頭痛も大幅に減り、大変喜ばれているお客様もおられます。

体質にあわせて漢方薬を選ぶことが重要ですね。