受験生の味方=漢方薬

受験勉強や試験へのコンディションをよくする漢方薬ですが、多数揃っています。

1、カゼの予防

カゼやインフルエンザにかかると勉強ははかどりませんし、テストや模試の際にかかっていると実力発揮できません。

予防でおすすめなのが、板藍根(ばんらんこん)。抗菌、抗ウイルス、消炎解毒、免疫増強作用があることがわかっており、カゼやインフルエンザが流行っている時に継続的に服用します。
日本では板藍根は健康食品扱いで、品質や1日服用量にばらつきがあるので製薬会社のものが安心です。
価格は、1日あたり100円程度。比較的長期間の服用になりますが、受験生に限らずカゼをひきやす人におすすめです。

15歳以上なら、玉屏風散(ぎょくへいふうさん)も用いられます。虚弱体質で汗をかき、疲れやすくカゼをひきやすい方用で、免疫低下への代表処方です。こちらは医薬品で、屏風(免疫力)で外からの邪を防ぎ、外的要因から身体をしっかり守るというものです。

2、カゼを引いたら

ノドの痛みから始まるカゼには金羚感冒錠(きんれいかんぼうじょう)。このタイプのカゼには素早く効き、大変好評です。飲まれた方の大半の方が1日以内に改善しており、その効果に驚きの声が多数寄せられています。

ぞくっとした寒気から始まるカゼには柴葛解肌湯(さいかつげきとう)。初期からこじれた場合まで幅広く使えます。一般的に有名な葛根湯ははこちらのタイプですが、使える期間が短く使いにくい為、あまりおすすめできません(麻黄湯はさらに使いにくいです)。

また、熱冷ましには地竜(じりゅう)。解熱・消炎・鎮痛作用がありますが、胃腸が弱い方でもご利用できます。

3、不安神経症、イライラ

先行きの不安、緊張からくるストレスなどで、吐き気・イライラ・不眠・食欲不振などがあらわれることがあります。

のどの閉塞感、吐き気や不安感がある場合は、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)。ただし、蘇葉など精油成分が多いので煎じ薬タイプがおすすめです。

ストレスの発散ができず、神経が高ぶる場合には、抑肝散(よくかんさん)。受験生の精神安定用で、登校時におこる頭痛、腹痛にも用いられます。

受験前の精神不安には、桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)。加えて、これを長期間呑ますと、受験勉強の疲労回復によいとされています。証によっては、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)も用いられます。

4、生理関係の不調(女の子)

不安感・イライラなどの月経前症候群や月経不順などの色々不調があると、勉強や試験に集中できません。

月経前症候群や月経不順などがある場合は、逍遙散(しょうようさん。生理関係のトラブルがある方は事前に飲んでおくとよいでしょう。

神経性症状は少ないが冷え性・生理痛・生理不順・貧血などがある女の子は婦人宝(ふじんほう)。保険薬として日常的にお飲みいただけます。

漢方薬が、よりよいコンディションで勉強や試験に望めるようサポートしてくれるでしょう。

5、勉強をはかどらせたい~記憶力アップさせたい

「子供の成績がアップする漢方薬はありませんか?」という相談を受けることがあります。

さすがに直接的に成績アップするものは無いですが、勉強がはかどったり記憶力向上が期待される成分が含まれているものはあります。

健康食品扱いですが、新ノーゲン

思考力によい素材ホスファチジルセリンにα-GPC、ヤマブシ茸、イチョウ葉、トウゲシバが加えられており、ひらめきや学習意欲保持に役立つ製品です。
ホスファチジルセリンを摂取することにより、学習・適応能力向上、記憶力の向上、運動能力の向上、抑うつ症、不安感の軽減、ストレスの緩和、無気力・不眠症の改善、てんかん抑制などが期待できます。
一般的には高齢者が飲まれていますが、若い方でも服用できます。
これを服用すると、頭がスッキリして勉強がはかどるという報告がきています。医薬品ではなく健康食品扱いで個人差は大きいです。

漢方薬は症状だけでなく、体質を見てお薬を選ぶ必要があります。
漢方薬に詳しい、薬剤師・登録販売者にご相談ください。