漢方で花粉症(アレルギー性鼻炎)の症状改善・体質改善

今年(2019年)の冬は暖冬だったせいか、しもやけのお客様が少なく、代わりに花粉症のお客様が例年より早くご来店されてます。

春先の花粉症(アレルギー性鼻炎)といえば、まだ寒いこともあり鼻水ズルズルタイプが多くなります。
一般的にこのタイプへの漢方薬といえば、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいんとう)が用いられています。
良薬とも、鼻から気道の寒証に対して作用させる対症療法用の薬で、症状が出ている際に頓服で使用します。朝・昼・夜と定期的にとか、継続的にとかで用いるものではありません。

また、鼻詰まりタイプには、葛根湯加川きゅう辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)や辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)がよく用いられます。こちらも頓服での服用です。

目のかゆみ、充血などの炎症症状があるタイプには、洗肝明目湯(せんかんめいもくとう)や生薬目薬の新黄珠目薬(しんおうじゅめぐすり)を使います。

体質改善でおすすめなのが、衛益顆粒(えいえきかりゅう)
症状が出そうな2ヶ月ほど前から飲み始めると症状が軽くなります。実際、例年より出る鼻水の量が大幅に減ったという方が多数おられます。衛気虚用の中成薬で、作用は粘膜を防御する作用や免疫調整作用など。この薬は、カゼ予防にも用いられます。
症状が出てしまっていたら、対処療法用とだきあわせになります。

漢方薬を日常的に飲み続けられているお客様から、今年は症状が軽いとよく言われます。
飲まれている薬は、芎帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)
一貫堂漢方の薬で、補血・活血・利水・補気・解表の作用があり合計21種類もの生薬が含まれています。
鼻水ズルズルタイプのアレルギ性鼻炎がおこるは、冷えと水滞があるケースが多く、継続的にこの薬を飲まれている方は冷え改善で症状が緩和されているからということでしょうか。

チョコレートやジュースなどの甘いものは体を冷やします。特に花粉症の時期には摂取量を減らすことをおすすめします。