湿疹・アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎への漢方治療のスタンスは、自己治癒のプロセスを早めるということです。

一般的にアトピー性皮膚炎は、急性期と寛解期を繰り返します。漢方治療では、この急性期の谷を減らしながら、自己治癒力をあげてゆき、徐々に健康な状態に近づけていきます。

漢方薬を使った治療は、標治法と本治法にわかれます。

■標治法 前面に出てきている症状をおさえる=かゆみや熱感を抑える(抗炎症)、皮膚を作る
■本治法 病気の本質を見極めて、それを改善・歪みを是正していく

標治、本治のコンビネーションが重要です

注意点
・ステロイド外用薬、抗アレルギー薬の使用しているのを、急にやめないこと
・漢方治療に加え、食事内容や生活習慣の改善が必要です。

湿疹、アトピー性皮膚炎に使う漢方薬など
・清営顆粒(せいえいかりゅう)
・瀉火利湿顆粒(しゃかりしつかりゅう)
・消風散(しょうふうさん)
・十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
・白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)
・温清飲(うんせいいん):15歳以上
・黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
・当帰飲子(とうきいんし)
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
・五涼華(ごりょうか)
・五行草茶(ごぎょうそうちゃ)
・神仙太乙膏(しんせんたいつこう)=塗り薬

※温清飲は、15歳未満の人には使用できません(含まれている生薬が少ないもの除く)