この時期、若年層(小・中・高・大学生)の相談はストレス性が多い

KAMPOペンギン堂の玉置です。

夏休みあたりから新学期が始まる秋にかけて、お子様のお悩みで親御様がご来店されるケースが増加します。ご相談でのご来店は、お子様同伴、お母様単独、お父様単独などさまざまです。

その大半は、受験勉強中や就職活動中で、よくよくお話をお伺いすると原因はストレスからくるもので、症状はバラバラです。

女子の場合は、これに生理・PMSなどのお悩みも加わることもあります。

医院で処方されて効かなかずに困られているケースも多々あります。

でてくる症状としては、食欲不振、食欲があるのに喉が通らない、過敏性腸症候群(下痢)、激しいイライラ、憂鬱でやる気が出ないなどとなります。結果として勉強に集中できない、模擬試験に行けないなどのお悩みにつながっています。

症状がきついケースも多く、その場合には効きのよい煎薬を使います。

漢方薬は飲み続けなければ効かないと思われている方も多いですが、たとえば過敏性腸症候群ではその日の早朝に煎薬を飲むといきなり効いたという話が多いです。

食欲があるのに喉が通らず激ヤセしたというご子息でも、飲まれたその日から食べられるようになられています。

逆に女子の場合、しばらく飲み続けていただく必要がありますので、シロップ剤や顆粒・細粒などで効きの良いものをご提案しています。「やる気が出て勉強がはかどります。」「勉強に集中できるようになった」という話をいただいています。

いずれも、その人の体質・症状にあわせて選ぶことと、よく効くと評判のよい薬を使うのがポイントです。同じ病名でも体質が違うと効きが悪いですし、同じ漢方薬名でも製薬会社などで大きく効きが違うものです。