髪の毛と漢方

KAMPOペンギン堂の玉置です。

髪の毛に関してのご相談というのは案外多いものです。単独のものもあれば、他の症状と抱合せの場合もあります。

男女で言えば、ほぼすべて女性ですね。

相談内容は、抜け毛、毛艶がない、髪の毛のコシがない、白髪が増えたなどです。

東洋医学的には髪の毛は血(けつ)の余りとされています。ここでいう血(けつ)とは単に血液のことを指すのではなく、それが運ぶ栄養も含まれています。

したがって、その人の体質にあわせて血(けつ)をとどければ、必要以上の抜け毛や毛艶の改善が期待でき、補血剤を中心にその人の証にあわせて漢方薬を選ぶことになります。

たとえば、血虚証の女性(このタイプは多い)であれば、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)を用います。

婦宝当帰膠ユーザーの大半はもともと他のお悩みで飲んでいただいているのですが、毛艶がよくなる人が多く非常に好評です。当帰の量が非常に多いうえアキョウも入っているので、これが髪質改善に役立っています。

あと、白髪であれば、毛根の水抜けをよくする漢方薬か毛髪を黒くするとされている生薬が入ったものを選びます。

抜け毛といえば、男性型脱毛症(AGA)が多いのですが、こちらは男性ホルモンが原因となっていて、漢方薬での対応は困難です。

フィナステリドやデュタステリドといった、専門クリニックでの処方薬(診察代も薬代も健保適用外)がおすすめです。ただ、効果がではじめるのに半年かかります。
私も使いたいですが、クリニックに行く時間もお金も乏しいです・・。