5月5日は薬の日 ~鹿茸(ろくじょう)

5月5日は端午の節句で子供の日ですが、「薬の日」でもあります。

西暦611年5月5日に、推古天皇が鹿茸(ろくじょう)=鹿の角と薬草を採取されたとされ、その後にこれが恒例行事となり5月5日が薬日となりました。日本書紀にも記載されているとのこと。

その後、仏教の関係で動物生薬は使われなくなり、菖蒲とかよもぎの採取が続いたみたいです。

実際、鹿茸は中国(中薬・中成薬)では補腎剤として使われていますが、日本漢方では使われていません。
日本漢方では、補腎剤としては植物性の地黄くらいしかありません。

補腎剤とは、現代風にいうとアンチエイジング。動物性のほうが効きがよいです。ただ添付文書での効能でいうと滋養強壮となります。
補腎剤がよく使われるシーンとしては、女性不妊、EDを含む男性不妊、発育不全、体力低下、虚弱体質などでしょうか。実際には体質によって用いる補腎剤のタイプがことなります。

鹿茸が入っているもので、当店でよくでるもの(中成薬)としましては「参茸補血丸(さんじょうほけつがん)」「参馬補腎丸(じんばほじんが)」があります。

私も、この半年で抗がん剤治療(腎盂がん=上部尿路がん用)を4クールしましたが、自宅では参茸補血丸を服用してました。そのおかげかどうか直接はわかりませんが、副作用も非常に軽く、抗がん剤も著明に効きました。

なお、鹿茸は単独でも医薬品扱いです。健康食品として販売はできません。