むくみ(浮腫)を解消したい

むくみとは、血液中の成分が血管やリンパ管の外に出て、皮膚の下に停滞した状態。

腎臓や心臓に問題がある場合や、薬の副作用でむくむ場合があります。それらは病院で検査してもらいましょう。

漢方的には、体内の水分の流れが停滞(多くは体内で発生する湿邪)し発生している状態です。

よく見られる症状は、「午後になったら足がむくむ」「下半身が太い」「足が象の足のようになっている」「朝起きると顔がむくんでいる」「舌がむくむ」です。

用いられる漢方薬

■疲れやすい、体がだるい、下半身がむくむ=脾気虚水滞
→脾の機能を改善して、体内の水滞を減らしていく
 ◆香砂六君子湯+五苓散料
 ◆防已黄耆湯+補中益気湯

■全身が重だるく、便秘がちで、下半身がむくむ=気滞水滞
→気滞・水滞を改善

◆九味檳榔湯 →かなりおすすめ

 

■肌や髪の毛につやがない、月経が遅れがち、むくみ=血虚水滞
→血虚を改善して、水分の循環をよくする
 ◆当帰芍薬散料+補気剤

■尿量減少、排尿困難、冷える、下半身のむくみ=腎陽虚
→補腎し温めながら、水分の循環をよくする
 ◆健康丸

■下半身のむくみ、ノドが渇く、尿量が少ない、便が柔らかい=水滞(痰湿)
(水分の摂りすぎなどによる外部から湿が入る)
→停滞している水分を流通させたり、尿として排出させる
 ◆五苓散料
  目先のむくみをおさえるには、五苓散料(煎じ)が効果が早くおすすめです。
  1~2週間でかなりの効果が実感できます。ただし、桂皮がそれなりに含まれていますので顆粒・細粒はおすすめできません。
  KAMPOペンギン堂では、五苓散料(煎じ)の1包販売(店内で服用)をしています。

この他、証にあわせて猪苓湯なども用いられます。

漢方薬は症状だけでなく、体質を見てお薬を選ぶ必要があります。
漢方薬に詳しい、薬剤師・登録販売者にご相談ください。